工場見学が好きなmugiです、こんにちは。
先日の博多旅行で、明太子の工場見学に行って「世界にひとつだけのmy明太子」を作ってきました。
博多といえば、日本屈指の食の宝庫ですよね。
そんな博多の名産品として有名なもののひとつが明太子。
博多駅や街中のおみやげ屋さんでも、いろんなお店のいろんな種類の明太子が売ってます。というか、家の近くのスーパーでも手に入ります。
でも、明太子を作ったことはないですよね!
自分だけの味の明太子を作るという、魅力的な体験をしてきたので書きたいと思います。
博多の食と文化の博物館「ハクハク」
今回、明太子の手作り体験をさせていただいたのは、明太子の有名なお店 ふくや がやっている博物館「ハクハク」です。
博物館内には、明太子の手作り体験工房のほか、明太子の工場見学や、福岡・博多について知ることのできるミュージアムやカフェなどが入っています。
明太子の手作り体験以外にも、明太子の味くらべという体験イベントもあるそうです。(開催曜日は限られています。)
ふくやは、来年公開される映画「めんたいぴりり」の舞台にもなっているお店です。
「めんたいぴりり」
ふくやの創業者である川原俊夫さんをモデルに、2013年に制作されたドラマ。博多華丸さんが主人公を演じた。川原俊夫さんは辛子明太子を日本で初めて製造・販売した人物。続編が2015年に制作され、同年に舞台化もされている。2019年に映画公開予定。
ハクハクの入口前には「舁き山」の展示も。博多祇園山笠で実際に担がれるものと同じサイズだそうです。すっごい大きかった。
明太子の手作り体験
ハクハクの入口で、スタッフに明太子手作り体験の予約時間と名前を伝えます。
首から下げる番号札をくれますので、開催時間がきたら体験工房へ。
1テーブルにつき1グループなので、他の知らない人のグループと一緒のテーブルになることはありません。
衛生面にとっても気を遣われてる印象。安心して体験できました。
こちらでは、体験しない同伴者の付き添いやカメラもOKとのこと。
カメラをさわる場合は、手袋を外して写真を撮り、手袋をつけ直したら手袋の上からアルコールスプレーをふきつけます。
私たちも帽子やマスクをつけたお互いの写真や、だんだん辛子明太子に近づくたらこの様子を撮りまくりました。楽しい。
同じ時間の組にいた家族連れは、小学生のお子さんとお父さんが明太子を作って、同伴者のお母さんが手伝いながらビデオを撮っていましたよ。
テーブルに自分たちだけなので、気兼ねしなくていいですよね。こういうのって、自分が他人の写真に写りこむのも嫌ですし、自分の写真に他人が写らないように撮るのも難しいですし。
真ん中にあるのは、明太子を漬ける調味液。ふくやで実際に売られている明太子に使われているものと同じもの。こちらの調味液、なんと現在作り方を知っている社員は2人のみだそうです。
さて、一通りの注意事項を聞いたら、実際に作り始めます。
スタッフの方が、スクリーンに手順を映しながらゆっくりと進めてくださいます。スクリーンに映っている写真を見ながら作るので、よっぽどのことがなければ手順を間違えることはないです。
作り始める前に、ふくやの明太子を試食。安定の美味しさ。
その明太子の辛さを基準に唐辛子パウダーを入れます。
唐辛子パウダーを好きなだけ入れ、すりごまやブラックペッパー等のトッピングを好みで足します。
ここで何をどのぐらい入れるかで自分だけの明太子の味に。どんな味になるか楽しみー。
最後に調味液をかけます。この調味液の量はみんな一緒。
袋の口をしっかり縛ったら出来あがりー。
容器に入れて、名前をつけます。なんか、すごい愛着わくね。
食べられるのは2日後。保冷剤と手提げ袋ももらえるので、安心して家まで持って帰れます。
ブラックペッパー入りが予想以上に美味しかったですよ!唐辛子の辛さの中にブラックペッパーがぴりっと効いてて、白米よりもお酒に合う味でした。
明太子の手作り体験は、好きな味で明太子3本作れて1,500円。
旅行から帰ってからも楽しめますし、大満足の体験でした。
明太子の手作り体験の予約方法
明太子の手作り体験は、予約が必要です。
体験料の1,500円は、当日ハクハク入館の際に支払います。
予約は、ハクハク公式HPの予約フォームから。
※参加人数を入れる項目がありますが、これは明太子を作る人の人数です。同伴者の人数は備考欄へ入力してください。
予約フォーム入力・送信後、申込受付の自動送信メールが届きます。その後、予約完了メールが届けば予約完了です。私は、申込受付の翌日に予約完了メールが届きました。
明太子工場の見学
ハクハク2階から工場内を見学することができます。
明太子の選別。皮が破れないように気を遣いそうな作業。
明太子にかけられているこれが、うわさの調味液ですかね。2人しか知らないってけっこうすごいことだと思うんですけど、お給料に特別な手当が付いたりするのかな・・・なんて考えてしまう会社員脳。
計量ゾーン。
重さの違う明太子を組み合わせて、1パック360~370gにするそう。
計量体験があったから挑戦したけど、素人にはすごい難しかったwいくつも明太子入れ替えたので、これが本物だったらさわりすぎて皮破れてそうw
これを踏まえてもう一度計量ゾーンを見ると、プロの早さに驚きです。
福岡・博多について知ることができる館内
ふくや といえば明太子!ですが、ハクハクの中は、明太子に関するものだけではありません。
ハクハク内のミュージアムでは、福岡・博多の「食」や「文化」について知ることができます。決して明太子のおまけというレベルではなく、福岡・博多について楽しく学べる内容とボリュームのミュージアムだと思います。
展示ものってパネルをただ静かに読むだけというところも多くて、よっぽど興味ないと退屈ですよね。でもこちらのハクハクのミュージアムはちょうどいいボリュームで、さわったり遊んだりすることもできるので飽きずに回ることができます。
祇園山笠まつりを3D映像で楽しめたり、「懐かしいw難しいw」って言いながら、サメ釣りしたり。地元の専門学校の生徒さん(だったかな?)が作ったというゲームもありました。
そして、美しい博多人形と美しい博多織。美しいものは、知識なくてもじっくり細部まで見てしまいますね。
ハクハクへのアクセス・休館日
[最寄駅] JR吉塚駅より約2km(JR博多駅 → 吉塚駅:所要時間2分 160円)
[営業時間] 10:00~17:00(入館は16:30まで)
[休館日] 毎週火曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
[入館料] 大人(中学生以上)/300円 小学生以下/無料
[駐車場] あり
博多と食と文化の博物館ハクハクHP http://117hakuhaku.com/
明太子の手作り体験 予約フォーム https://www.117hakuhaku.com/reserve/experience/
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